疲労の原因となる休養不足をどう解消すべきか。
多くの人は休養と言えば睡眠ととらえがちだが。

   片野さんは「より積極的かつ主体的な攻めの休養が必要だ」と訴える。
「疲労の対義語は活力だ。休養の目的を疲労で低下した活力の回復・向上と捉えると。

   寝るだけの守りの休養では物足りない」。
軽い運動や人との交流など、適度な負荷や刺激のあるリフレッシュ法が活力の基のなると強調する。

 片野さんが定義する休養モデルには休息、運動、栄養、親交、娯楽、造形・想像、転換の7タイプがある。
複数を組み合わせることで、休養効果が飛躍的に高まるという。

   「例えば、家族で一緒に温かいスープを作った後、、歩いて公園に出かけ。
持参したスープを皆で味わう。これで造形・想像、栄養、親交、運動、転換の各タイプがかなう」(片野さん)。

   自分なりのリフレッシュ法を見つけ、活力を高めるために行動する。これが攻めの休養だ。

         ( 日経  カラダづくり    より 「睡眠では物足りない」  )