「美」は日々の生活の中

生活
  今日は、いかにも冬の朝というような、青い空が広がっています。
昨日から、近くの小学生も、登校し始めました。
  土日が、寒さの底らしいです、体調にが気を付けて下さませ。
  セブン、そごう・西武売却で思うこと
 セブン&Iが、そごう・西武の売却へ、という記事が一面に出ていました。
かつて、百貨店で買い物することや働くことは、ステータスでもありました。
上の階でランチを摂ったり、屋上で遊んだり、” 行くこと ” 自体が、レジャーでした。
  私の地元の近くでは、” お城のような百貨店 ” という振れこみで、” 柏そごう ” がありました。
2つの大きな建物があり、空中通路で、連結されていました。
  本館の14階には、回転展望レストランがあり、おしゃれな建物でした。
近隣には、そんな建物はなく、お金持ちが行く、象徴でもありました。
  もちろん、我が家は行った事がありません。
私が行ったのは、そごうができて、5年後、大学2年になってからでした。
その後、そごう→西武になり、専門店を多く入れたショッピングセンターになり、廃業したようです。
  百貨店が左前、といっても、私たちの生活が変化するわけでもありません。
世の中が変わっていくことを、いちいち、驚いていることも、嘆いていることもできません。
日々の生活を送りながら、変遷を見守りながら、溺れずに、その波に乗って行くしかないですね。
  心に残る言葉  February ②
   ” 「美」は日々の生活の中にある ”
  芸術の仕事とは「美」を伝えることである。
金工作家、教育者、文化庁長官とキャリアを積み重ねる中で、私は思った。
「美」は日々の生活の中にある。
  私が生まれ育った佐渡は、四季がはっきりした土地である。
冬が長くてとても厳しい。
太陽がのぞく日はほとんどなく、海が荒れに荒れる中、人々はひたすら春を待つ。
フキノトウやユキワリソウが顔を出せば、心が躍る。
待ち遠しい季節の訪れだ。
  そして、抜けるような空の夏となる。
夏の夕刻、夕なぎで風がぴたっとやんで鏡のようになった海の向こうへ真っ赤な太陽がぐっと沈んでいく。
近くの島影が逆光で黒く浮かび上がり、ミズスマシのように船が走る。
子供の私たちは、その光景を眺めながらいつまでも浜辺にいた。
          (  日経  私の履歴書  宮田亮平 より )

     生活雑感  February  ②

  石原慎太郎さんが亡くなりました。
作家として、政治家として、あれだけ、” ものが言えたら” 気持ちいいでしょうね。
物議をかもしますが、それを痛快に思う人もいて、得な人だなあ、とも思います。
  ご冥福をお祈りいたします
  今日もよい一日でありますように
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