今朝の空は、雲一つなく、いい天気になりました。
気温も、上がるとか。桜の便りが届くようになりました。
もうすぐ、新年度、早いものです。
今、「安倍晋三回顧録」を読んでいます。
回顧録といっても、総理退任後の、日の浅い時にインタビューしたものを、文字起こしたものです。
400ページ超のものです。
読んでいて、政治家の「失言」に触れた部分がありました。
それは、国民に「わかりやすい例え話」にしようと思って、「失言」してしまう。
「ジョーク」で場を和ませようと思ったことが、「失言」になってしまう。
そんなことを、安倍さんは話していました。
まあ、確かに、私たちでも、「例え話」や「ジョーク」は、よくよく考えて使わないと、と思います。
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インタビュイーにとって、日本は「今までに体験したことのない開放感を感じられる場所」だとのこと。
日本ではアメリカではできなかったことができ、タクシーも簡単に捕まえられ。
お店に行けば他の顧客と同様にサービスを受けられることが新鮮だったそうです。
あるインタビュイーは、日本における黒人やアフリカ系アメリカ人の見方として。
「テレビの影響が大きい」と語ります。
黒人だからという理由で変なことを聞かれたり、勘違いされたりした経験もあるそうですが。
そのたびに丁寧に間違いを訂正してきたと語る人もいます。
ある人は「たいていの場合、分かってもらえます。
日本の場合は無知が原因なことが多いですが、無知は打ち砕くことができます」と主張します。
人種差別に苦しむ黒人が日本に来て感じたこととは?
日本における差別意識についても。
ある人は「黒人だからといって差別されていると感じたことはありません。
『外人だから』ということで差別を感じることはありますが」と意見しましたが。
一方で「日本では人々が敬意を持って接してくれると感じます」と語ります。
また、「黒人を見たことがないという理由で視線を集めることはありますが。
ただ一つ違いはというと、誰かが僕を見た時に人々の目に憎しみがないということです」と語る男性も。
「アメリカに帰りたい?」という質問に対しては。
「絶対ない」「分からない」「いつかは」などとさまざまな回答が行われています。
精神的な安寧を獲得できたという人も多く、ある人は「最終的に、自由とは安全に暮らせるということです。
その安全という気持ちは、僕らの必要度の順位からすると。
基本としてあるべきものです」と語っていました。
( GIGAZINE より )