大会のたびに指摘される使用球の違いに加え、にわかに焦点が当たってきたのが滑り止めのロジン。
海外製のものとなるが「つけたほうが滑る感じ」というくらいやっかいらしい。

だが、侍ジャパンの投手コーチを務めるロッテ・吉井理人監督は言う。
「それがルールなので、それでやっていくしかない」。
これは佐々木朗希のロジン対策を問われて語ったもので、何事にも対応するのがプロ、としている。

これは代表全員の言えること。違いを感じつつ、砂にさわってから握るなど工夫し。
「自分に合う使い方を探りたい」とたくましい栗林は国際試合にうってつけの人材といえる。
( 日経  「異境」への適応 コイ栗林の強み より )