今日の大阪の空は曇っています。
これから、晴れてくるようですが・・・。
今日は、「節分」、コンビニの「恵方巻のぼり旗」も、ずいぶん色褪せました。
占いでも、立春が一つの区切りですから、明日が一年の年始めも、納得がいきます。
今までの人生を振り返ってみると、20年毎に変化を迎えているような気がします。
以前にも書きましたが・・・。
① 生まれてから20歳まで
20歳、成人式(今は成人が18歳になりましたが)、どこの大学に行っているとか。
早や結婚して、子供がいるとかいないとか・・・。
② ~40歳
どこそこの会社で、役職に就いたとか就いていないとか。
子どもが、「中学受験」するとかしないとか、家を買ったとか買わないとか・・・。
③ ~60歳
ほとんどの人が、定年退職、「元○○会社」の肩書、にしがみつく人も、いるでしょう。
生活習慣病の薬は、ほとんどの人が飲んでいます。
あるいは、このときまでに、天寿を全うする人もいます。
④ ~80歳
70代で、大方の人は亡くなったり、介護の世話になります。
自慢は、孫の「学歴」でしょうか?有名中学に入ったとか、有名大学に・・・。
⑤ ~100歳
ここまで、無病息災でくるのは、難しいですね。
寝たきりで、なんとか生命を維持している人も・・・。
こんな風に考えた時、「中学受験で難関中学合格」の効果って。
実は意外と「小さい」んですよね。
つまり、「運よく」有名大学入学→大企業~40歳まで、でしょう。
40歳になったら、大企業でも、公務員でも、「学歴」よりも「実績」がモノを言います。
たとえ、「開業医」になったとしても、「患者に人気」がなければ、閉院です。
だからこそ、「中学受験ブーム」に踊らされないで、よくよく考えた方がいいんです。
同じラインバッカ―で、練習では連日ミスを指摘され鍛えられた。
ああ、自分は駄目だなとへこんでばかり。
ある試合で細見先輩が負傷した際も、他人事のようにサイドラインの後ろに立っていた。
すると細見先輩が一喝。
「代わりに出すつもりやったのに、何で準備してへんねん。俺はお前を評価しているんや」。
厳しい指導は期待の裏返しだったのだ。卒業後に社会人の強豪・富士通でプレーを続けられたのも。
「自信をもって自分をアピールしろ」という言葉のお陰だ。
「部下への指示はくどくど言わず、シンプルにわかりやすく、アメフトと一緒や」。
先輩が説く社長業の心構えは心配性の自分には難しいが、あこがれの主将を見習って精進したい。
( 日経 交遊抄より 吉田明宏 川崎フロンターレ社長 )