今朝は、気温が下がりました。
NHKの紅白歌合戦の、「曲」も決まったようで、どんどん年末に、そして新年に向かっています。
米国が台湾に、1兆円を超す武器輸出を、決定したようです。
これこそ、まさに、「台湾有事を起こさせない」ように、台湾が武装したんですよね。
そして、米国が手助けをした、ということですよね。
中国は反発はしても、米国から「パンダを引き上げ」たり、「国連の場で批難し」たり、できませんね。
日本には、「国会議論がオープン」だから、中国があーだ、こーだ、言ってきますが。
米国には、日本にしていることと、同じことができないでしょう・・・。
ホント、〇〇、ですわ。
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小説の切り絵は忍耐と対話の連続だ。まずは心に響いた小説を読み込む。
作家に思いをはせ、情景を思い浮かべる。イメージを膨らませる過程は何より重要だ。
短編の一作品をすべて切り絵にすることもあれば、一節を引用することもある。
挿絵をデザインしながら、文字とともに一枚の紙に収める。
構図が定まったら、あらかじめ印刷した文字をもとにした下絵を書く。
物語の世界観が伝わるよう、フォントや文字の形にも気を配る。
相棒は市販のぺーパーナイフとカッターマットだ。
文字が小さいので線幅は1ミリ以下、刃先が揺れれば、何十時間もの作業が水泡に帰す。
その緊張感と隣り合わせで、私は紙と対話する。
小説も切り絵も「余白」を大切にするところが似ている。
文学は行間に意味を宿し、切り絵は紙余白に物語を漂わせる。
紙を切っていると、作家の言葉を追体験しているような感覚を覚える。
SNS(交流サイト)や電子書籍で言葉が瞬時に消費される時代に。
私は紙を切るという一先進絵を選んだ。速さにあらがう生き方こそ、私の表現の核だ。
時間をかけて生まれる陰影は、スクロールでは決して味わえない物語の深みを宿す。
( 日経 文化 より 「小説の神髄、文字切り絵で」 )
