「家族旅行未経験」

生活
今朝は、夏の青空が戻ってきました。
夏至から、もう1か月、早いものです、確実に季節は進んでいるのを感じます。

    「家族旅行未経験」

  夏休みになると、「家族旅行」で海に行ったり山に行ったり、あるいは海外へと・・・。
いろいろな思い出話や写真、お土産、これが夏休み明けの「自慢」だったりします。
  ところが、私の家は「家族旅行」なんて行ったことがありません。
どこにも、泊まったことがありません。
  親戚の家にも、父方の祖父母は物心ついた時にはすでにいませんでした。
かろうじて、母方の祖父だけが記憶の片隅にあるだけです。
  だから、祖父母に何かを買ってもらった記憶はありません
だからといって、不思議とうらやましかったり、自分の境遇を嘆いたりしたことはありません。
まあ、貧乏人とはそういうものだと、思っていましたから。
  夏休みの午後は、中学校のグランドで、日が暮れるまで草野球をしていました。
   心に残る言葉 July ㉒
 ” 手持ちの人材をどう上手に配置するかの勝負 ”
  随分あとになってから、先輩の小山さんに。
「あの時監督をやったことが役に立っただろう」と言われて、はっとした。
確かに監督時代と同じことを仕事でもしているなと。
こっちは世話役に徹し、「がんばらないと申し訳ない」と相手に思わせる。
あのとき監督をしていなければ、私のマネジメントスタイルもなかった。原点はあそこだ。
  ラグビー部員は15人ぎりぎりで、選手のえり好みは許されなかった。
手持ちの人材をどう上手に配置するかの勝負だった。
そういう人繰りの鍛錬にもなった気がする。
  大学で授業に出るのは朝から昼までの2時間で、あとは監督業という毎日だ。
みんながやっているものはやりたくないと敬遠する気分もあり。
私は部活や同好会、サークルに加わらなかった。
友達がいなかったが、ノイローゼにならずにすんだのはラグビーが楽しかったからだろう。

(  日経  私の履歴書より  丸山茂雄  )
   生活雑感   July ㉒

  福岡のNPO法人「さるく」、障害や自閉症の子を「療育」と称して、3日間・100万円ですか・・・。
縛ったり、殴ったりしても、障害が治るはずはありません。
  なんか、「戸塚ヨットスクール」事件を思い出しました。
ただ、100万円出しても・・・という親の思いも、完全には否定できない気もします。

      今日もよい一日でありますように
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