グローバルな事業基盤をつくり、大きく飛躍するという。
第一三共の統合時の思いを実現するチャンスではないかと思った。
最高経営責任者(CEO)としての最後の仕事としてチャレンジすることにした。

  座右の銘としている元アサヒビール社長。
樋口廣太郎さんの「チャンスは貯金できない」という言葉を思い出していた。

  これだけ良い臨床試験データがあり生産体制の基盤ができていれば。
有力なグローバル企業と有利な条件で提携できるはずだ。
そして、海外の開発と営業の基盤を強化できると考え的的
18年に本格的にライセンス交渉を展開した。
        ( 日経  私の履歴書 より   中山譲治  第一三共常勤顧問