債券と株式、2つの投資は大きく異なる。ケインズいわく株式投資は「美人投票」。
主観よりも、多数が考えそうな展開が物を言う。さしずめ「高市
トレード」などがその類いだ。

   一方、債券市場は債務の持続性を冷徹にはじく。
貸した金の返済が怪しそうなら高い金利をもらわねば算盤が合わない。今の金利上昇の理由だ。

  美人投票びならぬ人気投票に持ち込みたい高市さんだが、総裁選出以来の超長金利の上昇幅は1%に迫る。
住宅ローン金利に引き直せば、毎月の負担増は何万円か。

   経済にフリーランチはなく、マーケットに白紙委任状もない。
消費税は下がっても食費を切り詰めローン返済に回す・・・。そんなシュールな未来はごめんだ。

           ( 日経 春秋より )