西村監督は「OBとして、(春の初勝利を)お互いに喜び合えれば。
新庄のおかげで子供たちに自信を与えてもらっている。彼には感謝しかない」。

   さらに、部員には新庄監督が高校時代は練習の虫だったことを伝え。
「生徒には『能力だけじゃないよ。1本でも多くバットを振る。

   人以上に練習することが自分の可能性を伸ばしていくんだよ』と話しています」と明かした。
新庄監督は昨夏の全国高校野球選手権大会に応援に駆け付けた。

   8月17日。甲子園球場での3回戦・西日本短大付都国際戦で母校に声援を送り。
試合後には「なんか感動したね。一つのアウトに対して、みんなが声掛けて、拍手を送って…。

   (西日本短大付の)選手の姿を見て、今のファイターズにマッチしている。
そういう野球をしていったら、すごく感動を与えるチームになるんじゃないかと思った」と話していた。

   プロ、アマの違いはあれど、同じ指揮官として西村監督は。
「一つだけ新庄のマネをしたいなと思うのは、とにかく選手を観察している。

   選手のいいところを見つけて、言葉を見つけながら、選手を〝その気〟にさせるのが上手。
気配り、目配り、心配りがかなりできる監督ですね」と改めて敬意を表した。

            (  サンケイスポーツ より   )