学生の身だ。15分もらえれば十分だと思った。
だが質問していくと、ディズニー「よく調べたな」と言い、驚くべきことを告げた。

  「今日一日、君と過ごしたい。私が出る全ての会議についてきてくれ」。
マークルはシャイな私を川に放り、強制的に泳がせた。ディズニーも機会をくれた。

   私はKKRでも、社員が川に飛び込んで泳ぐように求めている。
「勇気を持」「新しいアイデアを試せ」と。

   例えそれが失敗に終わっても、教訓をうることができる。
「コンフォートゾーン(居心地がいい領域)から脱出せよ」。

   これこそが人のを教育するとき、最優先に考えるべきことだ。

   ( 日経  私の履歴書 より ヘンリー・クラビス  )