小さな豆屋の反逆

生活
  今日は、暑くなるといっていました。
まだ、曇っていますが、真夏日に体が慣れていませんから、気をつけてお過ごしください。
    読了の余韻  June   ③

 「 小さな豆屋の反逆 」 池田光司 著  幻冬舎 990円(税込)

  北海道の中小企業、2代目社長の奮闘記です。
バターピーナッツがメインの商品でしたが、安い中国製品に押されたり、本州の企業の進出に。
赤字に陥る、辛酸をなめます。
  創業以来の、バターピーナッツを辞めて新商品の開発、OEM(受託生産)で、ピンチを脱します。
その後、自社ブランドで直販して、利益率アップに。
また、「タマゴボーロ」、「かりんとう」、それぞれの製造会社が後継者がいない、ので引き受けます。
これは、ラッキーでしたね。
  北海道産の原材料にシフトして、農家との直接取引、うまくいくようになります。
そこで、従業員のアイデアや問題解決能力を讃えています。
  うーん、ただ、「これからどうなるかですね」、今までの成功があるから大丈夫、とも言い切れない。
そんな気もします、筆者には申し訳ないのですが・・・。
  経営は「下りのエスカレーターを絶えず昇っているようなもの」ですから、気をつけないと。
  そう言うおまえは、経営者ではないだろう!と突っ込まれそうですが・・・。
   心に残る言葉 June   ⑰
 ” あまりスムーズに話されたため不安な気持ちに ”
  ずっと前の話だが、高額な買い物をしようとして、担当者の説明を受けた。
優秀なセールスマンのようで、自信をもって説明をしていた。
しかし、あまりスムーズに話されたため不安な気持ちになった。
  最終的にその商品は購入しなかったが、ちゅうちょた理由はそれだけではなかった。
断った後のことだが、その人は、少し「押す」ような話し方を意識的にしたと言っていた。
押すことで私が折れて購入すると考えたようだ。
私は、そうした相手の態度に反発を覚えた。
  私たちは相手から考えや行動を押しつけられると、反発するか逃げるか出すか、どちらかの反応を取る。
無意識的に相手との距離を取って自分を守ろうとするのだ。
押しつけられるのは、自分の領域に無断で踏み込まれたのと同じだ。

(  日経  こころの健康学 より  )
    生活雑感 June  

参議院選挙って、今一つピンとこないんですよね。
議員にも、なってしまったら議員年数は保証されますから、うまい汁を吸っている。
何もしない人がゴロゴロいる感じです。

 今日もよい一日でありますように。