認知行動療法の国際会議が2023年6月に韓国ソウルで開催される。
私も講演することになっているが、4月に入ってもプログラムが届かない。
そのためホームページで日程を確かめたところ。
ジュディス・ベック先生も講演することになっていることがわかった。

  日本に立ち寄って話をしてもらえないかと、すぐにメールを送った。
日程が迫っているので無理ではないかと考えたが、頼むだけなら問題はない。
観光案内というおまけつきで打診したところ、快諾の返事が届いた。

  仲間に協力してもらいながら急いで準備を始めた。
参加できない人がいることも考えてオンラインでも視聴できるようにし、見逃し配信の手配もした。
多くの人たちに参加してもらえるようだ。

  この流れを振り返ると、良くないように見えることが良い結果に終わることがあると感じる。
国際会議の案内が届かないのはのには困ったが。
それがきっかけでホームページを確認し今回の企画が始まった。
無理かもしれないと考えながらも思い切ってメールを送り話が進み始めた。

(  日経  こころの健康学 より  )