「社会にデジタル化でプロセス軽視、体験軽視の傾向は強まるばかりです。
いろんな意味で、心の底から感動することが少なくなってしまい。
頭の中ですべてを了解したと思い込んでいる」

  プロセスを踏む、にはどうすれば良いのでしょう。
「大人になってからでは遅い。子供を自由にさせることです。
自由を認めて初めて、子供たちは体験の中で自分なりの価値基準を築き、判断力を高めていける。
自由にはそれなりの責任がついて回ります。そのことが想像力を養うことにもなる。
  

  親は放任ではなく、子どもを自由にさせる勇気が必要です。
(  日経  インタビュー領空侵犯より   安藤忠雄  建築家  )