今日は、曇り空、蒸し暑いです。
阪急・大阪梅田駅へ続く、エスカレーターのところを通ると、「祭りばやし」が聞こえてきました。
京都の「祇園祭」、大阪の「天神祭り」を、盛り上げるためでしょう。
「コロナ」で、開催されていませんでしたから、待ち遠しい気持ちをあおるのでしょう。
「なぜヒトだけが老いるのか」 小林 武彦 著
講談社現代新書 990円(税込み)
生物学者が、書いた本です。
まあ、まあ、そうだなといったほんです。
野生動物で、「生殖能力」が無くなってから→つまり「老後」の期間がある。
そんな動物は、クジラの一部を除いて、ほとんどありません。
それは、餌が取れなくなったら、「死ぬ」しかないからです。
動物園やペットは、エサを自分で獲ることはないですから、・・・。
「おばあちゃん説」で、出産育児を助ける存在がいる「種」だけが、生き残ってきた、と。
「突然変異」で、「裸のサル」になったヒトだけが、寒さをしのぐ「家」を作り、衣服を編んだ。
日本において、世界一の長寿国となっても、65歳で定年。
若い人に「場」を与えるために、「定年」は必要だったが、少子高齢化になっても、同じではよくない。
そう、筆者は書いています。
「能力のある、65歳以上」なら、活躍の「場」を維持し、社会のために、働いてもらうべきでしょう。
まったく、私も同じ考えだと、思いました。
イーロン・マスクが、「日本は、死亡率を、出生率が上回らない限り、消滅するだろう」と。
こんなこと言われて、腹立たしいですよね。
日本は、今すぐ、「定年」なんて無くして、働きたい人は、どんどん働かせればいいのに、って思います。
そうしないと、「終わってしまいます」。
欧米では、「年齢」による、就職差別はないのですから・・・。
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開幕4戦目で初勝利を挙げたとき「このまま勝てず、クビになるかと思った」と吉井監督は言っている。
まんざら冗談でもなく、心の底に、監督なんてそんなもの。
どうせ最後はクビになるなら、自分の好きなようにやる、というのが絶対にある。
だからしたたかなのだ。
長く投資コーチを務めた経歴は私と同じだ。
投手コーチは究極の中間管理職。
継投などで監督と意見が合わないと、ストレスがたまる。
監督になり、きょうから自分で決められる、となったときの解放感。
吉井監督もかつての私と同じ気持ちで、思い通りにやっているのに違いない。
( 日経 悠々球論 より 権藤 博 )