心をつかむ

生活

  きのう、今日と、ミンミンゼミの鳴き声を聞きました。
大阪では、クマゼミのテリトリーですが、ときおり、ほかのセミの声も聞こえます。
  もう、夏も終わりに近づいています。

  ふつうは今頃、ツクツクボウシや、たまに、ヒグラシの”カナカナ”という声が聞こえるのですが。
存在感を主張することが、難しくなっているのかもしれません。

   頭が薄くなってきました

  最近、後頭部を鏡で見ると、おぼろ月になってきました。

  40代ぐらいまでは、パーマをかけて周りは刈り上げていました。
床屋ではパーマがきついので、男性もOKの美容室でしていました。
  50代になって、洗髪すると、髪が抜けるようになり、えっ、と思い、パーマを辞めました。
パーマは、髪に負担がかかるので。
  白髪が増えてきたので、白髪染めとしていますが、これも髪にはよくないみたいです。

  年を取るということは、こういうことかと、実感しています。
  父親も、祖父も、禿げてはいなかったのですが、・・・。

  心に残る言葉 August ㉔
     ”心をつかむ”

  つい先だってのこと。子連れのお客様がご自身用の時計とスーツ、それにおもちゃを購入されました。
「自宅に届けて」指示されたので、時計の微調整やスーツの修理をして、合わせてお持ちしようと考えました。
ところが翌日、「何を考えているんだ。勝ったものはもう要らない。全部返品する」としかられました。

  なぜ、おもちゃをすぐに届けなかったのか、というのです。
「子供が待てるわけないだろう」というわけで、確かにそうだなと思わざるを得ませんでした。
お客様の目線に立って、という基本は忘れていないつもりでしたが、はっとさせられました。

  クレームやおしかり、苦境から謙虚に学び、いかに次の商売に結び付けるかは重要なことだと思います。

  逆境といえば、1982年の岡田(元社長)事件の時は大変でした。
「古代ペルシャ秘宝展」の偽物騒ぎなどに端を発し、経営の屋台骨が揺らぐ騒ぎとなりました。
まさにその時期、何百万円もするペルシャ絨毯を営業車に積み込み、お客様にお勧めしていたのが私です。
「持って帰ってくれ」と返品されるのは序の口。
門前払いや居留守をつかわれたり、「のれんが傷ついた百貨店の担当者を信頼するわけにはいかない」。
ほかの商品までお取引をおやめになったりするお客様が相次ぎました。
くじけそうになる自らをを奮い立たせ、どんなに罵声を浴びても、繰り返し繰り返しお客様のもとに。
足を運びました。

  そのうち「顔も見たくない」というお客様の物腰が「また来たか」というように変わってきました。
元に戻るまで1年はかかったかと思います。
結局はコミュニケーションをたやさず、心からの反省と誠意をお見せすること。
そうして信頼を取り戻すことができたように思います。

  商売に、「えびでたいを釣る」ようなうまい話はありません。
20年前の苦い経験が与えてくれた「継続は力なり」という教訓を、今も肝に銘じています。
( 日経新聞 私のビジネステク 三越百貨店 川村雄太郎 )

  ずいぶん、昔の新聞記事なのですが、今もまったく変わらない、真髄を教えてくれます。
「継続は力なり」、すべてに言えることです。

  生活雑感 August ㉕
  衆議院選挙が近づいてきました。
コロナが、ワクチンを打っても、収束の糸口が見つかりません。
いきおい、現政権の政策に、不満やら嘆きやら、が鬱積しています。
与党に対する、不満票は、野党に流れるでしょう。
ただ、野党の支持率も、与党よりも低いというところに、問題があります。
なぜ、支持率が低いのか、分析して、対策をねってほしいですね。
  かくいう、私も、PV数が低いままです。
私も、大いに反省して、改善しようと努力する所存でございます。

 今日もよい一日でありますように

 

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