「ひとつひとつの商品に、人の感情を動かすようなアイデアや創造的な要素が。
求められるようになってきました。サービスも営業も同じ事。

  かつて我が家を訪れた営業マンの方が、私の愛犬を心の底から褒めて抱き上げたことがあり。
その姿を見てつい契約をしてしまいました。

  これからは、『私』のいい成分をもって全人的に仕事をしないと、人の心を打つ仕事はできない。
『私』のない『公』もなければ、『公』のない『私』もない。

  だからこそ『私』を『公』に役立てる公私混同が必要なのです。」

  (  生活者の心 仕事に生かす より  糸井重里 コピーライター )