祇園甲部は京都に5つある花街の中で350年の歴史を持つ最大の花街だ。
都をどりも150回を目指してきたわけでもないが、こうして佳節を迎えられたのは。
お客様を含め祇園町を愛してくださる方々のお力があってこそ。

   斬新なことは何一つ無い。舞にしろ、毎年同じことの繰り返し。
しかし、それを淡々と続けるほうがエネルギーがいると思う。

   これからも多くの方々とともに都をどりがさらに回を重ね。
京都の花街が栄え続けることを願い、精進していきたい。

  ( 日経  文化 より  都をどり 150回目の祇園の春 )