変わらない、ということがなぜ大切か。
阪神で戦力外となりながら、新天地の中日で活躍の場を得た板山雄太郎(30)が。
ヒントを与えてくれている。

 適時打と美技で広島戦の勝利に貢献した6月23日、「結果が良くても悪くても、同じことを続けるのが大事。
常に同じ準備をすることで『今日どうだった』とか反省できる」と話した。

  確かに、今日ダメだったから明日はこうする、と練習方法を変えていては。
何がよくてうまくいったのか、何が悪くてダメだったのか、検証のしようがない。

  戦力外になったことで、当然自分を見つめ直しはしただろうが、結果に一喜一憂せず。
決めたことを続ける、という姿勢は保ってきたに違いない。

    (  日経  逆風順風 より  「苦しいときこそ定点に」  )