中学時代、全国区の常連には実力も実績も及ばなかった。
全国大会でもらった症状は2枚。いずれも表彰台の中央ではない。

   しかし地元・愛知県のクラブで指導した高橋弘己さん(68)は。
「ほとんどの子が『五輪選手になるのが夢』と口では言うが。

   そのための練習を続けられたのは加納だけ」と評価する。
その姿勢は当時から目を見張るものがあった。

 

     (  日経  Paris2024 より 「加納選手、伝統国破り金」 )