磯崎さんの水戸芸術館が音楽、演劇専門ホール、現代美術ギャラリーと。
格式高い文化施設であるのに対し、市民会館はカジュアルなふだん使いの「場」だ。
東京都内の公共ホール「座・高円寺」を設計したとき。
「ここのカフェは俺ん家みたいなんだよね」と言った住民がいた。
僕は「俺ん家」みたいな公共建築をつくりたい。

  理想は「日本語の空間」とでもいおうか。
和風建築という意味ではない。
日本語は英語などに比べると融通無碍で、あいまいさや間のとりかたを大切にする。
僕はそんな日本語の特質が性に合っているようで。
自分の言葉も文章もこうしたあいまいさを多分に含んでいると思っている。
だからこそ、機能という名目で部屋と部屋をばっさり隔ててしまうのは、身を切られるように感じられるのだ。
    (  日経  私の履歴書 より  伊東豊雄  建築家  )

 

      生活雑感  August ⑨

  「核兵器」でもって「核兵器使用」を抑止する。
使用したら、お前のところにも、甚大な被害が出るぞ、だから、使用するな!
これは、なかなか、難しい問題ですね。
「話し合い」で、平和が維持できれば良いのですが、・・・。

    今日もよい一日でありますように