メジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」の偉業達成に日本中がわいた。
しかも同じ試合で両方の数字がさらに伸び、記録は通過点だったと知る。

    「自分が一番びっくりしているは」当人の直後の言葉。
本塁打王争いも独走中で、2年連続のタイトル獲得に期待が高まる。
ライバルに体力でひけをとらない、頂の活躍に驚く。

   「人間は一生のうちで一度、何かにうちこめるときがある」。
巨人の星bの作画を担当した川崎のぼるさんは後こうふり返った。

    大谷選手は不断の努力と純度の高い情熱で、思いを定めた道を力強く歩む。
念願のプレーオフへの進出も決まった。

    ( 日経 春秋 より  )