中曽根氏のには知られざるリベラルで個人主義的な側面もあった。
11年、恒例の今年の漢字が「絆」だと公表されると残念がった。

   理由を尋ねると「日本には絆による悪いしがらみも多くある」と述べ。
個人を過度に縛る家族や反社会勢力の絆を上げた。

   私との関係は大事にしてくれた。
10年に私がアークヒルズでサクソホーン奏者の渡辺貞夫氏とジャズ講演でをすると知ると。

   90歳を超えた中添石は観に行きたいと言って足を運んでく。
私のピアノのすぐ横の席から身を乗り出して演奏を見守っていた。

 

   ( 日経 私の履歴書 より ジェラルド・カーティス )