今日もいい天気です。
今日から、始業というところは、たくさんあると思います。
「休みボケ」ということも、ないでしょうね。
昨夜で、年内に買っておいた、お餅が無くなりました。
テレビのお正月番組も、昨日で終わりです。
有線で流していた、「春の海」も昨日までです。
よく行く、書店の営業時間も、今日から「いつも通り」になりました。
年末年始、GW、お盆、長期の休みは、「いつも」と違う光景が繰り広げられます。
それはそれで、「良い」のですが、結構、頭の中は、忙しかったり・・・。
私も、明日から、アルバイトに行きます。
考えて見ると、私は「いつも通り」を欲している自分を感じます。
「保守的」というより、「安心感」みたいなものを。
イチロー選手ではありませんが、「いつも通り」をしていると、「小さい変化」にも、気づくものです。
そして、たまに「行楽」をして、「変化」を少し持たせれば・・・。
ー人形になるために工夫したことは。「例えば人間の手は雄弁で、人形らしさを出すために。
もみじ手と呼ばれる女形の手を勘十郎さんに制作いただいた。
人形は、ずっと無表情の人形遣いに遣われて宙に浮いている。この節がぎな感じがないと人形らしさが出ない。
伝統的な3人遣いに1人を加えて、4人で人間を浮かせた」
ー人間浄瑠璃をして気づいたことは。
「最初に勘十郎さんから『人間捨ててください』とくぎを刺された。
人形自体は何も考えておらず、それに人形遣いが命を吹き込むからだ。
しかし一方で完全に人形になることもできなかった。半分人形、半分人間という境地だった」
「今まで誰も人形の目線から舞台を見渡したことはなかっただろう。
この目線から改めて思ったことは、人形は様々な要素によって動かされているということ。
遣い、語り、空間、お客さん・・・いろんな要素が人形を動かしている。
それは人間も一緒。人間は自分の意思で動いているように見えて。
様々なものに動かされているのではないか。
そうした哲学的な学びを得る贅沢な時間だった」
( 日経 森村泰昌が挑んだ「人間浄瑠璃」より )