今日は、黒い雲が広がっています。
いかにも、これから雨が降りそうな感じでしたが、少しずつ、雲が切れてきました。
来週は、雪が降るような気温になるとのこと。
ご自愛くださいませ。
元大関・正代関が、今場所、10勝をあげることが、困難になり,大関復帰が出来なくなりました。
「腰高の立ち合い」は、修正されず、そのまま大関になって、そのまま大関を陥落した、という感じです。
なんとなく、「人のよさそう」なところが、私は好きなのですが、勝負には関係りません。
「十指の指すところ」という言葉があります。
大勢の人が、認めるところは「間違いがない」といった意味です。
「 誰もが、あいつは大関だ。」と認めたならば、間違いがないものです。
これは、なにも、「相撲に限った話ではありません」。
私も、会社勤めをしてから、「自営業」をしましたが、6年で「廃業」しました。
その仕事ぶりが、「十指の指すところ」ではなかった、と正代関を見ながら、思うのです。
限られた時間の中で何十枚、何百枚もの写真を撮る撮影現場は、撮られる方も体力勝負。
疲れの色を見せず、次々とポーズをとる加賀さんの体幹の強さや柔軟性に。
カメラマンを始め、現場のスタッフから歓声が上がる場面も。
体力の維持に役立っているのが、70歳から始め、今も週1、2回の頻度で通うピラティスです。
「始めてからは、普段歩くときも足の親指に意識して力を入れるようになったかな。
体と脳が直結しているかはわからないけど。
私がぼけないでいられるとしたら、よく動くことも関係あるのかもね。
ただじっとしていると、時間がもったいなく思えてくるから。
家にいるときも、テレビを観ながらV字開脚しているし。
タクシーに乗っている間は、前を走っている車のナンバーでかけ算や足し算をするのが好き」
そうした日常のなかにも心浮き立つような出来事を見つけるのが、加賀さん流の過ごし方。
「朝起きたら、運動代わりに家の前の坂を往復するのね。たった数十メールだけど。
そのわずかな間でも『今日すれ違ったのは、ちょっといい男だったわ』と、ときめくことがある。
80歳近い私ですらあるんだから、皆さんの日常にもあるんじゃない?
そんなにドラマチックじゃなくても、すてきなことのかけらって、日常にいっぱい隠れているはずなのよ」
( ESSE-online より )