36歳で14年ぶりに日の丸を背負った右腕は“次回”を見据えていない。
チーム合流後から「年齢的な部分も含めて実力も3、4年後になると保証されていない。
実力がないと、ここにいられないので、これが最後になるかもしれないと言ってきました」と。
覚悟を発信してきた。リリーフ待機となる準々決勝も、1球入魂で臨むつもりだ。

  2月の宮崎強化合宿から、ムードメーカーとしてチームを引っ張ってきた。
技術面だけでなく、日本の有望な後輩たちに伝えてきたのは、日々のベストを尽くす大事さ。
負ければ終わりの大一番でも変わらない。

  ダルビッシュ 自分を含めてですが、結果はコントロールできない。
コントロールできるのは過程、準備。個々人が、これまでの経験で最適なものを導きだすと思います。
そこさえしっかりやれば、結果はどうあれ、大事だと思います。
( 日刊スポーツ より )