大会序盤の1500ⅿで決勝に進めなかった。
その後は落ち込み、コーチの父と激しくけんかもした。
「自分自身ことを諦め、チームも解散したらどうしようかと考えた」と空中分解の危機に陥った。

  それでも、周囲の支えを感じながら決勝の大一番に臨み。
「他の人が信じてくれる気持ちを裏切るのは絶対にだめだと気づいた」。
困難を乗り越え、精神面でも大きな成長を遂げた大会となった。
(  日経 スポーツ  田中希実  日本勢26年ぶりの入賞 より  )