今日は、小雨又は雪が降ると、予報では言っていました。
確かに、さきほどパラパラ、小雨が、そして雪になってしまいました。
今週来週が過ぎると、春の兆しも出てくるのでしょうか・・・。
今が、ちょっと辛抱ですね、気を付けてお過ごしくださいませ。
デフォルト・モード・クラシック(DMN)という言葉がある。
脳がぼんやりとしている状態の神経活動を指す。
ぼんやりしているときは脳の活動も低下していると考えられていたが。
脳の機能分析技術の進歩により活発に活動していることが分かってきた。
遠くを見ながらくつろいでいるときに、ひらめきが生まれるような経験は誰にもあると思う。
これはDMNがうまく機能して、脳内の情報が整理され、創造性が発揮しやすくなるために起きる。
米国の心理学者ミハイ・チクセントミハイは特定の物事や活動、趣味、関心事に没頭して。
時間の感覚が心地よくスローに感じることを「フロー体験」と名付けた。
その状態に近づくには、集中とリラックスのバランスがとても重要であり。
メンタルヘルスの向上にもつながるという。
フロー体験を味わうのは難しいかもしれないが、勉強にしても仕事にしても。
やらされていると感じ、焦ってこなしている状況では自分の力も十分に発揮できないし。
モチベーションも保ちにくい。
限られてた時間であっても、ぼんやりとスローに過ごすときを大事にし。
没頭できる何かを見出すようにしたい。
( 日経 元気の処方箋 より )
結果的に長寿となったイチローや鳥谷敬(阪神、ロッテ)らも。
最初から長くやろうなどとは思わなかったはずだ。
彼らは「腹八分」のプレーに徹していた、と前に書いた。
腹八分とはフェンス際の打球で無理をしないとか、殺せないとわかっている三遊間の打球に。
むやみに飛び込まないということだが、もちろん手抜きという意味ではない。
けがをしたら、本人もチームも損をする。ギリギリのところで危険を回避しながら、最善のプレーをする。
これが本当のプロフェッショナルだ。
打球に飛び込んだり、フェンスに飛び込んだ理にぶつかったりするのはむしろ簡単なことで。
腹八分の方が難しい。
( 日経 悠々球論より 権藤博 )