矢野経済研究所によるとアニメやアイドルなどの関連市場の規模は24年度に1兆円超となる見通しだ。
規模はパンや宝飾品に匹敵する。

   試算はグッズ販売や観劇料が中心で、交通や飲食まで含めれば市場規模はさらに大きくなる。
目下のインフレは関係ない。読者調査では推し活への支出に「影響はない」との回答が65%を占めた。

   85%はインフレでも推し活にかけるお金を維持すると答えた。
デジタル広告会社、スパイスボックス(東京・港)で働く阿久津慎太郎(29)さんは。

   週1のペースでライブに通う。チケット代は1万円超に値上がりしたが。
「人生の最上位にある推し活は光熱費と一緒。高くても電気代を払うのと同じで。

   もやしを食べてでも削らない」と語る。

     (  日経 経済・政策 より   「インフレなんて関係ねえ」  )