梅雨前線が、南下したようです。
雨が止んで、太陽が出てきました。
先日、「下栗の里」に行ったときには、高地なので、ヒグラシが鳴いていました。
もう、そろそろ、大阪でも、セミの声が聞こえてもよさそうですが、まだ聞いていませんね。
「一気読み世界史」 出口治明 著 日経BP 1980円(税込み)
私は、高校生の頃、世界史はキライでした。
Nという、オールバックのメガネのチビ男の先生でした。
そいつが、2年、3年と、2学年にわたって担当したものですから、ウンザリしました。
とはいえ、新聞広告に載っていたので、世界史が短時間で、分かるならと、読んでみました。
ヨーロッパは、領土の争いを延々と続けてきた、感じですね。
キリスト教は、「共通語」をもとのしたので、普及した。
教義は、あとで作ったもの、キリストは、残していない。
しかし、身分が「聖職者」「貴族」「耕す人」と、3つに分かれ、前2者は、美味しい思いをしてきた。
地球「温暖化」によって、大国が生まれ、「寒冷化」によって、小国分裂になっている。
中国は、「紙」と「文字」の発明によって、国を治め、大国になっていった。
イギリスが仕掛けた、「アヘン戦争」によらなければ、遅れは取らなかった。
イギリスは、冬の暖房のために、木を切り過ぎたので、石炭を掘った。
そしたら、水が出てきたので、それを汲みだすために、上下運動の蒸気機関を使用した。
その上下運動を、回転運動に変えたのが、ワットで、「産業革命」は偶然の産物。
蒸気を利用することは、紀元前から、わかっていた、とのこと。
オランダやフランスの影響で、マラッカ・インドネシア(香辛料獲得のため)に進出できないイギリス。
インドでとどまったことが、イギリスが「利益を得る」、結果になったとか・・・。
米ソ冷戦のために、日本がアメリカの技術を吸収でき、工業化しえた。
などなど、出口さんの「見方」が、書かれています。
すべてが、「正しい見方」とも、言えないでしょうが、面白い本です。
一度、読んでみることも、プラスになると思います。
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12年には高級ホテルや一流レストランで組織する「ルレ・エ・シャトー」に加盟した。
イル・ボッロが「Courtesy(おもてなし)」「Charm(魅力)」「Character(個性)」。
「Calm(静寂」「Cuisine(料理」の5つのCに関して高い基準にあり。
ここで過ごすひとときは優雅であると認められたのだ。
サルヴァトーレさんにとってラグジュアリーとは「本物であること。そして時の試練に耐えたもの」。
ドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)がフィレンツェのシンボルとなり得たのは。
500年以上にわたり、人々からの視線を集め続けたからと考える。
( 日経 Mystory より サルヴァトーレ・フェラガモ イル・ボッロ CEO )