「中流」じゃ、なかった

生活
  朝は雨が残っていましたが、空が明るくなってきました。
” 世界中の青空を集めたような・・・” と、NHKの北出清五郎アナウンサーが言った、10月10日。
  昭和39年の東京オリンピックは、もう58年も昔の話になってしまいました。
   「中流」じゃ、なかった。

  NHKスペシャルで「中流危機」というテーマを取り上げていました。

  所得の中央値が、505万円→374万円に減少したとのこと。
生涯賃金も大卒・正社員で、男性・3億2410万円→2億8780万円、女性2億7760万円→2億4030万円へ。

  親の世代よりも、貧しいと考えている、若い人も増えているようです。
中流というのは、① 持ち家 ② マイカー ③ 年に1度ぐらいは家族旅行 ④ 子どもを大学に
そんな感じでしょうか?

  私の家は、「中流」では、ぜんぜん、なかったですね・・・。
「家族旅行」なんて、行ったことがなかったし、「外食」なんてしたことがなかった。
友達が、そんな話をしても、黙って聞いているしかありませんでした。

  オヤジは商売で成功しなかったし・・・。現金収入は、母親が町工場で働いた賃金くらい。
母親の賃金も、兄貴が中学生の時、「牛乳配達」したアルバイト代も、オヤジが全部使ってしまったし。

  私は社会に出てからも、転職するたびに給与は下がったし・・・。
そう考えてくると、今の状況は、「中流家庭」に育った人は、厳しく感じるかもしれません。
  ご飯におかずが3品ついていたものが、1品になったら、厳しいなあと思います。
ただ、私みたいに、初めから「一汁一菜」に慣れているものは、おかず1品で上等と考えます。

  まあ、収入が減少していることは確かですが、人によって考え方が違うかもしれません。

          心に残る言葉  October ⑩
    ” いい選手はけがをしない。 ”
  欠場わずか2試合のほぼ”皆勤”で三冠王になった村上宗隆と。
5年連続で規定打席をクリアし、自己最多の88打点を挙げた吉田正尚。
セパを制したヤクルト、オリックスには頑丈な柱があった。
  いい選手だけれど、ケガが多くて残念、といわれる人がいる。
それはいい選手ではない。私に言わせれば、いい選手はケガをしない。
その代表がイチロー。日米28年間の現役中に大小の故障はあったろうが。
出場し続けて4367本の安打を重ねた。
  長寿の秘訣は「腹八分」のプレー。外野手はフェンス際の飛球にからむ”事故”が多い。
危ないと思ったら、イチローは利き腕でない左肩の方から体を預けるなどして衝撃をやわらげていた。

(  日経  悠々球論  権藤博 より )
      生活雑感  October    ⑩
  西武の辻監督も退任ですか・・・。勝負の世界は厳しいですね。
ロッテの井口監督も、「ファンの心も離れている・・・」ということらしいですが・・・。
いろいろなことがあるんでしょうね…。
   今日もよい一日でありますように。