昨日は、近畿で、「木枯らし1号」が吹いたとのこと。
昨年は、11月13日でしたから、意外と、同じようなときに、同じことが起きていることが、わかります。
クリスマスツリーが、点灯するところがあったり、年末の雰囲気になってきました。
「人はどう老いるのか」 久坂部 羊 著
講談社現代新書 1012円(税込み)
外務省の医務官を終えて、就職先の選択肢が少ない中、老人医療に踏み込んだ、先生です。
昔は、65歳ぐらいで、無くなっていたので、「認知症」なんてなかった。
いろいろな、症状があり、「認知症」になったから、心の平安が訪れる人もいる、と。
ある時代までは、年長者が、経験や知識が尊敬されたが、今は、PCやAIがすべて、教えてくれる。
逆に、それを使いこなせない、「年長者」が、若者から、バカにされる、状況になっています。
「認知症」の原因は、実は「よくわかっていない」のに、新薬が「治験者で効果があった」から、創薬。
ただし、「初期症状を『遅らせる』」というだけで、「完治」はしない。
筆者は 医師の立場から、「医療幻想」は、やめたほうがいい、言っています。
これは、「医者に殺されるな」の、近藤先生と、同じことを言っています。
「八十歳の幸福論」「すばらしき九十歳」「人生百年」
「いつも元気で自分らしく」「介護要らず医者いらず」、こんな言葉に、だまされるな、と。
要するに、「老化」を「受け入れろ」という、ことですね、言いたいことは・・・。
「こんなはずではない」なんて、くれぐれも思わないように、と。
ただ、私は、一度きりの人生ですから、価値観は、それぞれ、あってもよいかも、と思いました。
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「頑張り度合いとパフォーマンスの関係を調べると。
100%の力で走ったときに最高の速度が出るわけではない。8割の力で走ると9割の速度が出る。
野球の投球もでも全力で投げるより、少し力を落とす方が急速も出て、制球が定まる。
全力でやるなということ。
各界の達人が極意として力を抜くとおっしゃる。それと同じではないか。」
「エラーをした選手や失点した投手が、取り返そうと思うのもよくない。
それで取り返せるなら、そんな簡単なことはない。
過去は切り捨て、未来を向いて今やれることをやる。
練習試合では反省もするが、公式戦で過ぎたことを引きずっていいことはない」
( 日経 直言より 森林貴彦 慶応義塾高校・野球部監督 )