暑い日が、続いています。
昨日、大川沿いを、歩いてくると、「火薬のにおい」が、少し残っていました。
天神祭りの「奉納花火」の、「残り香」でした。
8月5日に、「淀川花火大会」が、行われます。少しづつ、夏の終わりに近づいています。
「伝説の校長講話」 田村哲夫 著
中央公論新社 1760円(税込み)
以前から、渋谷教育学園幕張中学高校、渋谷教育学園渋谷中学高校が。
「進学校」として。注目を集めてきました。
その理由が、知りたくて、読んでみました。
書いてあるのは、中学高校の6年間で、30回の「校長(今は理事長)講和」を受講させる。
確かに、古今東西の歴史や、注目のトピックに、言及して、生徒の興味を引き付けています。
ただ、それだけならば、他の学校でも、やっていそうな気もします。
社会で成功している、OB・OGに、話してもらうとか・・・。
千葉県の幕張に、作った、驚愕の中高一貫校の成功が、大きいですね。
初年度に、1200名の受験生を集めたわけですから・・・。
6年間は、面倒を見る、途中で辞めさせない、これも「信頼」につながったのでしょう。
資金力があるから、「いい先生」も集められる。成功の素ですね。
幕張の成功があって、渋谷女子高を、「渋谷教育学園渋谷中学高校」に、したんですね。
もちろん、「資金力」のほか、田村哲夫理事長の「人柄」も、経営には関わっていると思います。
ただ、一つ残念なのは、「個人商店」であり、「社会の公器」には、なっていないところですね。
幕張校は息子さん、渋谷校は娘さん、が校長なんですよね。
もちろん、「優秀な方」なのでしょうが、・・・。
将来的には、「田村家」から離れて、「学校」が残ればイイ、と私は思いますが・・・。
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もちろんこうした行動力や決断力は大学生になって突然備わったものではない。
子供自身に習いたい稽古事を決めさせる両親に育てられ。
幼い頃から「自分の人生を自分でデザインする」能力を身に付けた。
決断とは何かを「始める」だけではなく「やめる」ことも含まれる。
やめる判断は概して難しいものだが、この点も早い時期から割り切りを知っていた。
( 日経 Mystory より 清明 祐子 マネックスグループ社長CEO )