ハルウララは1998年11月17日に高知競馬の第1競走でデビュー。5頭立ての5着だった。
連戦連敗を重ねていた2003年に地元メディアの報道をきっかけに全国紙、テレビ各局が追随。
同年末に100連敗に到達すると全国的な知名度を獲得した。

    2004年3月22日の106戦目にはJRAのトップジョッキー武豊が騎乗。
当日の高知競馬場には1万3000人が来場し、馬券の売り上げも最多となる8億6900万円に到達した。
結果は11頭立ての10着。武豊は「乗りやすい馬。ちょっと脚が遅いだけ」と評した。

    ハルウララの単勝馬券は「当たらない」ことから交通安全やリストラよけのお守りとして。
全国各地の場外発売所でも人気だった。
2005年には故・渡瀬恒彦さん主演で映画「ハルウララ」が上映された。

       (  スポニチ・アネックス より   )