「幸せなチームが結果を出す」

生活

   今朝の空は、「雨を約束」しているような雲が、覆っています。
今日は、二十四節季の「寒露」、草木に冷たい露が降りる時期という意味の、ようです。
   2か月前が、「立秋」で、まだ暑い盛りでしたから、月日の経つのは、早いものです。

   読了の余韻  October ②

     「幸せなチームが結果を出す」 及川美紀・前野マドカ
                     日経BP   1650円(税込み)

   最近、「ウェルビーイング」という言葉が、流行っていますよね。
精神的、肉体的、社会的に、満足した状態にある、ことをいうのだそうです。

ポーラ化粧品の社長である、及川美紀さんが、「幸せ研究所」をつくりました。
そこでも、検証をもとに、まとめた本です。

ポーラの販売組織は、オンライン販売やその他もありますが。
その6割は、営業所・店長(オーナー)、副店長(マネージャー)、ビューティーディレクター。
このチームが、稼いでいる、ようです。

  しかも、このビューティーディレクターというのは、「個人事業主」らしいんですね。
つまり、化粧品を売ったり、エステして施術したり、の歩合で、給料が計算されるようです。

   いきおい、「チームがうまく回っているか」で、業績は違ってきますよね。
もっとも、この「考え方」は、ほかの業種でも、スポーツでも、一緒です。

  いかに一人一人が、「気持ちよく=ウェルビーイング」働いてくれるかで、成果は違うわけです。
この本にもありましたが、よく「安心、安全」な状態で、「ものが言える」、これは大事な事なんですよね。

  私が、今まで、経験してきた会社で、「ここで言ったことは、ここだけにしておくから」。
こんなことをいう、ところは、「絶対に信用してはいけません」。
  あとで、必ず、「あのとき、こんなことを言っていたよなあ」なんて、持ち出されます。

  ポーラで、業績を上げているところは、こんなことはないのでしょうね、きっと。
  現在、人の上に立って、仕事をしている人は、読んで参考にすべきでしょうね。

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    心に残る言葉 October ⑧
  ” 天候も畑も1日として同じ状況にはない。”    

  島崎さんは「ソラリスをまかされるようになってすぐのころは気負いもあって。
無理をしたことも少なくなかった」と振り返る。
「造りたいワインのイメージが先にあって、そこに持っていこうという意識が強かった」ために。
うまくいかず悩むこともあった。

  5年、10年と経験を重ねていくうちに「ブドウは千差万別。無理やり型にはめようとするのではなく。
そのブドウに合った造り方をしないと本当にいいものはできない」と考えるようになる。
天候も畑も1日として同じ状況にはない。
ワイン造りは「一期一会」の繰り返しで、ふさわしい手の加え方など、その見極めを大事にしてきた。
「同じ畑のブドウを仕込んでも、年によって果皮や種を分離するタイミングは違う。
毎日注意深く観察するしかない」
        ( 日経 Mystory より   島崎 大  マンズワイン社長  )

   生活雑感 October   ⑧

 

  「カニ風かまぼこ」が、売れているらしいですね。
本物のカニと、変わらない味を作り上げたところに、売り上げ増の要因はあります。
これだけ、毎月毎月、物価が上がっていけば、本物のカニより、「カニかま」になりますね。

 

    今日もよい一日でありますように

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