長期的な視点で人生を捉える思考の根幹には花巻東高監督である父、洋さんの教えもある。
「監督の影響はすごく受けていて、自分に生きている」。

   「一瞬の喜びではなく、一生の喜びを」という人生訓は進路選択の指針にもなった。
正式には昨年9月の入学だが、昨春からチームに合流して授業にも参加。

   同学年のルームメイトとの寮生活にもすっかりなじんだ。
授業は10人ほどの少人数制でディスカッションが中心。

   「語学力を上げるにはアウトプットしていくしかない」とリポート作成にも精を出す。
チューターが勉強をサポートしてくれる環境も整っているが。

   米国では自分の意思で行動することの大切さも痛感している。
「自ら動き、コミュニケーションを取ることは大変だしストレスにもなるが。
 そうでないとサポートしてくれないし、成長も収穫もない」。

     ( 日経 スポーツ より 「佐々木、文武両道へ成長中」 )