6回、先頭の中野にカウント1-2と追い込んでから四球を与え、盗塁と暴投で1死三塁を招いた。
4番大山の右前適時打で先制を許し、「四球と暴投がすべてかなと。
それ以外は良かったと思うので、そこだけがもったいなかったです」と反省した。

  吉井理人監督は「少し変化球の精度がいつもより悪かったかなと思いますけれど。
良い投球をしてくれた」と評価。「ばらつきも普通に投げていたらある範囲。
あれを良くしろっていったら、本当に精密機械になっちゃう」と及第点を与えた。

  黒木知宏投手コーチも「人だから良い時もそうじゃない時もあるし、相手も人間。
機械がやっているわけじゃないので、逆に人間味があっていいんじゃないですか」と強調。
「まだ行く、まだ行くというファイティングポーズは取っていたので。
戦う男の姿が見えたので良かったです」とたたえた。
   チームは今季初の4連敗で、5月17日から守ってきた首位から陥落した。

  < 日刊スポーツより  日本生命セ・パ交流戦:阪神2-0ロッテ>◇4日◇甲子園