今日は、いい天気になりました、降雨もなさそう。
まだ、寒気団の残りの風が、少し冷たいですが、ホッとします。
大阪は、あすから、最高気温が25℃になるとか、体が「暑さに馴れていませんから」という。
ことばが、語られそうです。
教員の「なり手不足」で、自治体によっては、5月から採用試験を、実施するようです。
「なる人」が少ないということは、「質」は、求められないということにも、なります。
じつは、私も教員に、憧れたことがあります。
中学2年生の、3者面談、「将来、教員になりたい」という、希望を話したところ、なんと。
担任のN(女性)に、「教師になるのは甘くない」みたいなことを言われ、うんざりした記憶があります。
そのときは、こどもの夢なんだから、もっと、おおらかにリアクションして、ほしかったなあ、と。
まあ、私の頃は、「採用試験・合格」だけでは、狭き門(教員が多かったの)で。
「県会議員に頼んで」、コネで入れてもらうなんてことが、まかり通っていました。
教員に対する、クレームや、職場での「イジメ」もありますからね。
「教育」は、国家の未来を握っている、わけですから、考えないといけません。
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いずれにせよ、こんな応急処置では根本的な解決にはならない。
「家庭のスパコンとしては安いが、ゲーム機なら高い」。
こんな立ち位置を撤回して「ゲーム機」に徹するべきだ。
そのためには「プレイステーションの父」である久夛良木健さんがこのマシンに詰め込んだ理想を。
ひとつずつ潰していくような作業が避けられない。私は自ら陣頭指揮をとって、これを実行した。
実際の作業は細かいことの積み重ねだ。
そして最後には次世代型プレイステーション4で、久夛良木さんが「家庭のスパコン」の核と。
考えた独自開発の高性能半導体「セル」を廃し、米AMDからの調達に切り替えた。
この過程で重要なのはSCEの命運がかかるコストを議論する会議には。
経営地トップである私ができるが限り出席するということだ。
正直、会議で飛び交う技術論にはついていけない。それでもちゃんと事態の推移を見守るべきなのだ。
私はよく「臨場感が危機感を生む」と表現する。経営者が一緒に汗をかくことで現場に危機感が伝わる。
それだけでなくそこで決めたことの責任は私が取るということをメンバーに示すこともできる。
リーダーの役割とはそういうものだ。
( 日経 私の履歴書 より 平井 一夫 ソニー元社長 )