他国のリーグで、どれだけ実績を積もうと、メジャーでは関係ない。
野茂英雄や佐々木らが、新人王に選ばれたときは複雑な思いがした。

   だが、そこに彼らのプライドかがある。
「石頭」でなくてはならないのには、それなりの事情もあるらしい。米国は移民の国。

   どこの国から来たか、なんて関係なく、みんな同じルールにはめ込んで。
「これで平等」ということに。
しておかないと、収拾がつかないわけだ。

   選手が自由を得るには実力を示すのみ。佐々木は1年目に37セーブを挙げてから。
調整を任せてもらえたという。
そこからはコーチの態度も一変し、何も言わなくなったそうだ。

   下手な助言をして、ダメになったら訴えられるれかねないから、だとか。なんとも極端だ。

           ( 日経 悠々球論より  「プライドにはプライドを」 )