今日も、暑いですねえ。
もっとも、暑いときに、暑くないと、困る商売もありますから、なんともいえませんね。
2年目の今日は、安倍首相が狙撃され、亡くなられた日です。
あれから、旧統一教会の問題が、マスコミを席巻しました。
問題は、まだまだ、解決はしてないのでしょうね。
いやあ、都知事選、「石丸伸二候補」が2位、「蓮舫候補」が3位。
「3番じゃダメなんですか~!」とは、まあ、言いませんわ、ねえ・・・。
「若者に○○」、「若者の給料を○○」、・・・。
「無党派層の若者」の「票を集め」にいったようですが、結局、無党派の7割は、石丸に投票したんですね。
いかに、「既存政党」が、「嫌われているか?、信頼されていないか?」って、ことです。
しかも、得票数は 、
「蓮舫→(立憲+共産)票×70%+(無党派)票×20% < 石丸→(無党派)票×70% 」に。
「組織票」よりも、「無党派層の票」の方が、動いたら大きいということですね。
有権者は、「投票に値する人物」が出てくれば、「投票所」に行くんです。
どこの国もそうでしょうが、「新鮮さ」を、望んでいるのでしょう。
有権者は、「よく見ている」ものです。
きっかけは、私の書評に横尾さんが共感して「野矢さんの言う通りだ」とメールをくれたことだった。
アトリエを訪ねると、そのときは寒山百得展の準備中だったので描きかけの絵も並んでおり。
会場で見るのとは違う生々しさがある。
紙片が落ちていて、ゴミかと思って「これください」と言ったら。
「それはあとで貼り付けるからだめ」と言われた。
横尾さんお薦めのトンカツ弁当を、コロナを警戒して黙食した。
食べ終えて横尾さんはいつものはにかむような表情で言った。
「やっぱりお喋りしながら食べた方がおいしいね。」
横尾さんが横尾忠則であることが、なんだか不思議な感じがする。
( 日経 交遊抄 より 「ヒーローとトンカツ」 野矢 茂樹 哲学者 )