今日は、曇り空、午前中に小雨がパラついたり、しています。
明日はいい天気と、予報は言っていましたので、明日は有効に使いたいですね。
大船渡市の山林火災、早く鎮火してくれればよいのですが、ロサンゼルスの山火事の記憶も。
新しいので、願わずには、いられません。
「花粉症と認めたくはないのですが・・・」
ここ2~3日、鼻水が自然に、下りてきます。
私自身は、「花粉症」とは、認めたくはないのですが・・・(笑)。
まあ、「春先は、よくあることだし・・・」と、今年も認めていません。
「花粉症と認めてしまう」と、飲み薬だ、スプレーだと、「病人にされてしまう」のが、イヤなんです。
これ以上は、ひどくはならないとは思いますが、「病」は「気」から。
そのうち、治るだろうと思っています。
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心に残る言葉 February ㉘
”破壊と殺戮、魂の苦悩、あの惨劇の記憶がないのは”
小松左京の「戦争はなかった」は短編の名作だ。
戦時中に中学生だった男が戦後、同窓会に出向く。
酔って軍歌を歌うのだが、分かるものがいない。予科練の話も通じない。
実は誰一人、先の大戦を覚えていないのだ。友人らは言う。「戦争なんてなかったんじゃないか」。
男は必死に戦争の痕跡を探す。が、書物や新聞からも消えうせている。
自身はだんだん薄れていく。本当のなかったかも。
社会が問題なく回っている以上、どうでもいいことなのでは。
しかし男の心は、それでも否と叫ぶのだ。
破壊と殺戮、魂の苦悩、あの惨劇の記憶がない世界は、痛切な何かか決定的に欠けている。
( 日経 春秋 より )