米紙ニューヨーク・タイムズは1日、米国のトランプ大統領とウクライナの。
ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の口論を巡る内幕を報じた。
米共和党のリンゼー・グラハム上院議員が会談前、「挑発に乗らないように」。
「安全(の保証)について議論しないように」とゼレンスキー氏に助言していたが、実らなかった。

    トランプ氏と近いグラハム氏は、ウクライナ支援を支持する超党派議員団の一員として。
首脳会談前にゼレンスキー氏に面会し、こうした意見を伝えていた。

    また同紙は、トランプ氏がゼレンスキー氏を出迎えた際、「着飾っているじゃないか」と。
声をかけたことについて、トランプ氏が「不機嫌となるシグナルだった」と指摘した。
ゼレンスキー氏は軍との連帯を示すために簡素な服装を続けているが。
米メディアによるとトランプ政権側はスーツ着用を求めていたという。

    一方、共和党穏健派のリサ・マコウスキー上院議員は1日、「同盟国から離れ。
ロシアのプーチン大統領を受け入れようとしている。
吐き気がする」とX(旧ツイッター)に投稿し、トランプ政権を痛烈に批判した。
ただ、共和党内ではこうした批判は少数にとどまっている。

     (  読売新聞 より  )