これでおしまい

生活
  今朝は、一段と気温が下がりました。
昨日まで、夏日でしたが、今日は届かないようです。
体調には、気を付けて、お過ごしくださいませ。
       読了の余韻 October ③
  「 これでおしまい 」  篠田 桃紅 著

これでおしまい
筆者は、書道家、版画家、随筆家と、多才な人です。
子供のころから、自分の意にそぐわないことは、拒絶してきた人です。
なかなか、できることではありません、まして、同調圧力の強い日本ですから。
とただ、裕福な家庭で、育っていますから、普通の人では、できないだろうということも、あります。
書道だけで、アメリカ人に評価され、戦後、そのアメリカ人が送ってくれた、お金で渡米。
才能にも、” 運 ”にも、恵まれた人生だった、と思われます。
” 着物は包むもの ”、” 洋服は入れるもの ”
型にはめられる” 洋服 ”よりも、体形に合わせてくれる” 着物がいい ”が、その考え方を象徴しています。
自由に、自分の考え方通りに、生きた人生でした。
結婚はされず、107歳まで、生きた中で、出てきた言葉には、なるほど、というものがあります。
   心に残る言葉  October   ⑰
    ” ファンをいかに増やすか ” 
  私も初めから商品開発を志していたわけではありません。
入社して数年は間はビールの営業をしていました。
その経験が私の仕事術の原点。
群馬県の尾瀬周辺の営業担当になったときのことです。
  尾瀬は車の通行規制がある景勝地です。
そのため、自由に営業をかけることが難しく、市場の主導権を他社に奪われていました。
  そこで私は、日常生活に欠かせない商品や薬を運び。
尾瀬に人々の生活を支えている運び屋さんたちに注目しました。
彼らに「商品のTシャツを着てもらえないか」と頼んだのです。
取引先への広告塔になってもらおうというわけです。
私の窮状を知っていたからか、彼らはあっさり引き受けてくれました。
初めて見れば効果は抜群でした。
  次々に商品を扱ってくださるお客様が現れました。
取引してもらえないお客様がいると、問屋さんが「任せとけ」と話しをつけてくれました。
人の横のつながりで、他社の独占市場に私たちの商品が入り始めたのです。
  商品開発も基本はファンをいかに増やすかです。
会社の上下関係でなく、仲間の好意、お客様の喜びを結び合わせていくことが、ヒット商品を生む。
新商品でも営業実績でも、どんな仕事でもそれは同じなのです。
  ( キリンビバレッジ  佐藤 章 )
 生活雑感  October  ⑰
今日は、これから、10時から、マンションの消防訓練です。
コロナの影響で、9月に実施予定が、今日になったようです。
コロナによって、いろいろ予定が変更になってはいますが、当たり前の日常が戻りつつあります。
やっぱり、ワクチンの効果って、あるものだなあと、感心しています。
今日もよい一日でありますように
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