ほとんどの人は友達がゼロ

生活
  今日も、大阪は冬晴れのいい天気です。
今日が寒さの底で、あすには寒気が抜けていくようです。
オミクロンは重症化するリスクが少ないとはいえ、毎日100人も亡くなっている状況です。
気を付けて、お過ごしくださいませ。
     読了の余韻 February ①
   「 リーダーの仮面 」 安藤広大 著
  一番売れた、リーダーの本ということだったので、読んでみました。
  部下に対しては、途中のねぎらいや、励ましはいらない。
とにかく、目標達成のため、淡々と事実のみを報告させ、自分で考えさせる。
プレイングマネージャーとして、自分がやるのではなく、部下の行動チェックをする。
  過程の評価はいらない、「結果」のみを、追求する、といった内容でした。
  筆者の起こした会社は、3年で上場を果たした。
筆者が、「右向け右といったら、すぐに部下が右を向く」という組織だようです。
  うーん、どうでしょう?
” 結果がすべて ” というような気もします。
  松下幸之助さんも、稲盛和夫さんも、「中小企業の時から、世のため、人のために仕事をしてきた」
そういうことを本に書いてありますが、後理屈のようなことが、ないではありません。
 起業のときは、必死で、明日どうしよう、という時に、” 世のため ” なんて、余裕はないと思います。
  成功には、「運」もあります。

” 淡々と数字を追っても ” 、 ” 過程を大事にしても ” 、成功したら勝ちです。
「成功」・「勝ち」に、正解はないように思います。
 こんなことを言うと、筆者には失礼かもしれませんが、そんな読後感 でした。

    心に残る言葉  February  ⑥
    ” ほとんどの人は友達がゼロ  ”
  多才な交友関係での中で、最も影響を受けたと振り返るのが思想家の吉本隆明さんだ。
大学を中退後、学生運動の関係者から身を隠すため、しばらく故郷の群馬県で過ごした。
人生がうまくいかず、どうしたらいいかわからない日々。
「本屋でたまたま手に取った吉本さんの本が、びっくりするほど面白かった」。
  後に仕事で知り合ったのを機に自宅を訪れるようになり。
インタビューや講演をまとめて紹介、出版するまでになった。
「ほとんどの人は友達がゼロ」
「挫折なんて、しないならしなくていい」
「泥棒して喰ったっていい」
「(仕事について)自己評価より高いものに思われるのはごめんです」。
そうした吉本さんの言葉を糸井さんが自身が引き出し、書き留めた。
  偉ぶらず、借り物ではない自身の言葉で生きるための哲学を語る。
「どう考えたらいいかわからなくなった時に、問いかけることができる人」だったと振り返る。

                   (  日経  MyStory   糸井重里 より )
       生活雑感  February  ⑥

  高梨沙羅さん、4位で終わってしまいましたね。
前回30位の選手が金メダルですからわからないものです。
「頑張っても結果を残せなかったら意味がないので。
私の頑張りが足りなかったんだと思います。」
良かったら、” みなさんのおかげ ” 、悪かったら、” 個人の責任 ” 。
  いやですね、・・・このムラ社会の掟。
運もありますからね。

  今日もよい一日でありますように