娘が2歳になった13年秋、10代から患っていた難病の潰瘍性大腸炎が再燃。
体重は1年半で10㎏以上落ち、医師からは「いますぐに手術をしなければ命が危ない」とまで告げられた。

 「なぜ私ばかりこんなつらい思いをしなければいけないのか」。
痛みのせいでベットから動けず絶望感が募る中、見舞いに来た母のかけられた言葉に勇気づけられた。

 「起きた出来事は変えられない。でも捉え方次第で、気持ちもその先の未来も変わってくる」。
困難は自分が成長するために与えられた宿題。そう思えるようになり吹っ切れた。

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