セミの羽化

生活
  今朝はまた、日差しが戻りました。
高校野球の地方予選も、続々と開催されています。
50年近く前、私の出た高校も予選を勝ち抜き、夏の甲子園に出場しました。
ずいぶん、昔の話になってしまいました。
     セミの羽化
  小学生の頃、セミが鳴き始めると、セミの幼虫を取りに行きました。
小学校とお寺が隣接していて、学校のケヤキの大木がその境目を表わしていました。
夕方、大木の周りをまわって、小さな穴を見つけるのです。
見つけたら、木の枝を穴に添えて、穴に水を入れます、すると幼虫が枝を伝って出てくるのです。
まあ、セミの幼虫からしたら、いい迷惑ですよね。
  何匹か取って、家に帰り、虫かごに入れておきます。
すると夜中に、背中が割れて、成虫のセミに羽化しています。
羽は白く、うす緑色の線が入っていたのが、朝日を浴びて茶色くなって、アブラゼミの成虫に。
そして、朝早くに、虫かごから外へ飛び立つのを見送りました。

理科の教科書で見たような、昆虫図鑑で見た絵の通りになったことに感慨を覚えました。
しかし、教科書や図鑑に書いていない、「羽化に失敗して」羽が十分に伸びきらないセミが出てきます。
えっ!!羽化の失敗により、もう飛ぶことはできないです。
そのセミの一生はそこで終わってしまいました。

何んと、命とは、「はかないもの」か?あっけないものか?そんな風に教えられた出来事でした。
   心に残る言葉 July ⑬
”好きでやる気があるというのは才能はあるということ”
  修士課程を終え、親は薬剤師としての就職を薦めたが、学者の道を見据えて。
大阪市立大学(現大阪公立大学)大学院の博士課程に進んだ。
学生結婚し、アルバイトをかけもちしながら我が子のミルク代を稼いだ。
学問に向き合う意欲はあったが、心身ともに疲れ果てた。
研究も思うように進まず、自らの才能を疑った。
  退学を考えるほど思い詰め、長崎大に先生を訪ねた。
先生は「好きでやる気があるというのは、才能はあるということ」とぽつり。
研究や人生は人自分のやる気次第、と教えてくれた言葉に背中を押され、研究者としての今の自分がある。
何度も挫折をしたが、先生の言葉を胸に乗り越えてきた。

(  日経  交遊抄 より  荻田喜代一 摂南大学学長  )
   生活雑感   July   ⑬

  コロナ禍でテレワークという働き方が進みました。
また、パートタイムや副業、フリーランスという働き方も多くの人に見られるようになりました。
  その中で、ハチマキ・のぼり旗の労働組合はどうなんでしょう?
立憲民主党や国民民主党を、連合は応援したようですが・・・。
  労働組合も変わっていかなくてはいけない状況では・・・。

      今日もよい一日でありますように