プラン75

生活
  今朝も雲が多いですね。
蒸し暑い空気が、いかにも梅雨らしい季節感を漂わせています
  「プラン75」見てきました。

  ポスター画像

  昨日公開の「プラン75」を、大阪ステーションシネマで見てきました。
カンヌ映画祭で特別表彰を受けた作品なので、行きました。
75歳以上に安楽死を勧める制度なんて、荒唐無稽な設定なのですが。
今の高齢化問題を如実に描いたものになっていました。

  プラン75を受け入れる老人と、それに携わる役所のスタッフ・コールセンタースタッフ。
そして、その死体を処理する外国人(フィリピン人)、の3つの立場から映像が構成されていました。

  身寄りがないお年寄りや、収入源の無い人、子供がいても一人暮らしで寂しい人。
制度に携わるスタッフの苦悩や躊躇、老人介護や死体処理なども外国人労働者に依存していること。

  最後は、スタッフのおじの死体を施設から、運び出し、車を飛ばしているところを白バイにつかまる。
そして、主人公は、安楽死施設から抜け出して、夕陽を見ているシーンで終わっています。

  監督の意図は、今の高齢者社会の問題点の指摘と、視聴者への問題提起でしょうか?
そんな、映画でした。

  心に残る言葉  June ⑱
”森の中で迷ったときは小川を探し、それに沿って下流に”
  案内役の米国人と一緒に行くのだが、木の調査に熱中するあまり道に迷うこともあった。
何年目だったか、ワシントン州アバディーンの北にある州有林の調査では。
道路の横だからと油断してコンパスや地図などを持たないで歩き回るうち、方角を見失った。
  森の中で迷ったときは小川を探し、それに沿って下流に歩くのが鉄則だ。
ぱっと見で分からない深い沼にも注意が要る。
日が暮れて夜になり、10時間くらい歩き続けた。
朝焼けのころ、運よく道路に出て車にたどり着いた。
生還を祝し、カップに新雪を入れて飲んだカティーサークの味は忘れられない。
僕はその後も2,3度死にかけ、そのたびに自然の過酷さとサバイバルの智恵を学んだ・。

(  日経  私の履歴書より  矢野龍  住友林業最高顧問  )
  生活雑感  June ⑱
まあ、黒田さんはお金持ちだからいいのですが、ここまで円安になると、中小企業は厳しいですね。
まして、最終の消費者は、値上げにへきえきしています。
各国が利上げをしているのですから、ちょっと考えてもらわないと・・・。
   今日もよい一日でありますように
タイトルとURLをコピーしました