五月病

生活
  今日は雲一つない、いい天気になりました。
今日は、「みどりの日」、まさに若葉がきれいな季節です。
ただ、太陽の高度は8月と同じなので、紫外線には、気をつけてください。
     五月病
  新しい環境に入ると、なかなか適応ができなくて、心の不調に陥ります。
私も、大学に入った時に、まさに、「五月病」になってしまいました。
  高校までは、歩きか自転車で通っていたのに、東京まで電車で通学。
それまでは、顔見知りがいたのに、大学にはだれもいない。
  大教室での授業、2時間かけて電車で通う「田舎者」、右も左もわからず。
自分の「居場所」がないと、孤立感や不安感がのしかかってきました。
  勉強が手につかず、「田舎の優等生」→「都会の劣等生」になってしまいました。
今になっても、悔しい、苦い記憶として残っています。
  今、思えば、どうってことないことが、当時は大変なことに思えていました。
  
   心に残る言葉 May ④
  ” 夫婦はもとは他人なのだから、縁を大切に ”
  父が仕事から帰ると、真っ先に玄関に出て「会いたかった」と抱きつく。
朝出て、夕方帰ってきた夫に「会いたかった」とは何事。
私と妹も玄関に走ったが、母には勝てない。
食事中、唐突に「私のこと愛している?」と聞くこともあった。
父が少し困った顔でうなずくと「ああ、うれしい!」。
  子供よりも「夫が第一」なのだ。
出産で入院すると4~5日は病院にいるのが当然の時代だったが、私が生まれたその日に。
「一晩でも夫と離れるのは嫌」とシクシク泣き。
あろうことか、看護師さんの目を盗んで、私を残し病院を抜け出そうとしたという。
  「もし、夫と子供のどちらかを選ぶことになったら、夫を選びます。
だからあなたたちはしっかりしてね」。
これも、母から繰り返し言われたことだ。
「親子の縁は切れない。
でも夫婦はもとは他人なのだから、縁を大切に育まなくては」という理屈だった。
(  日経  私の履歴書   里中満智子  マンガ家  より  )
   生活雑感   May   ④

  小倉美咲ちゃんのお母さんに、何度も何度も、マスコミがインタビューをするのを見て。
もう少し、そっとしておいてあげればいいのに・・・と思ってしまいます。
  「知る権利」ってやつなんでしょうか?
お母さんは、必死ですから、答えていますけれども、もう少し、何とかならないですかね?

      今日もよい一日でありますように