今日も一日よく生きよう

生き方
寒くなりました。
朝が寒いのは、しかたがないのですが、夕方暗くなっての寒さもイヤなものです。
あと、半月位、日没が早まるのは、我慢しなければいけません。
   ゲンの悪い記憶
11月24日と言えば、忘れもしないことがありました。
もう昔のことになりますが、この日に、結納をしました。
当時は、私は博多に住んでいて、朝一番の飛行機で、東京に。
浜松町で私の両親と待ち合わせしました。
JRで新宿まで行って、小田急に乗り換えました。
嫁さんは、厚木の近くに両親と住んでいたので、厚木のホテルで行うという段取りでした。
海老名まで、順調に行ったのですが、なんと私の父親が、電車の発車で。
つり革を掴み損ねて、転んでしまいました。
” あちゃあ・・・・ゲンが悪い、結納の日なのに・・・” と私の心は凍り付きました。
そのとき、ある記憶が、鮮明に蘇ったのです。
じつは、私が大学入学式のとき、両親が見に来ました。
4月1日でしたが、みぞれが降る寒い日でした。
そのとき、帰り道、母親が、転んでしまったのです。
” ゲンが悪いなあ・・・” と。
もちろん、” まったく偶然 ” の出来事ですが。
人間の心は弱いもので、” 将来を暗示 ” するようなものと、とらえてしまいます。
だから、大学の成績が伸びなかった、離婚した、といことではないのですが・・・。
大切な日の時は、十分に気をつけたいものです。
  心に残る言葉  November ㉔
     ” 今日も一日よく生きよう ”
「祈るために、ひざまずく必要はないのです。ひとが働く。それはそのまま祈りなのです」。
昔、ケンタッキー州に共同体を作ったシェーカー教徒の教えという。
勤労を重んじ「毎日の生活を人生という仕事として生きた」。
1990年代前半には、同州から姿を消し、東部にごく少数がいるばかりだった。
共同体は消え去ったが「よい一日の証しとして、目立たない、簡素な、慎ましいもの」を。
残した人々を「一個の人生と言えるものにとっては必要なのは、達成や感性という人生の時間ではなくて。
良い一日という人生の時間だ」と。
今日も一日よく生きよう。人生という仕事を全うするために。
( 日経 春秋 より )
   生活雑感 November  ㉔

友人から、福岡の、あご落としの辛子明太子を、頂きました。
今朝、さっそく食べましたが、確かに美味しいものでした。
” あごおとし ” とか ” ままかり ” とか、よく思いつくものです。

  今日もよい日でありますように