今日は、真夏に戻ったように、蒸し暑いですね・・・。
これは、「熱中症」に、注意です。
阪神百貨店も、近所のカナート・イズミヤも、阪神優勝セールです。
行くかどうか、迷っているところです。
こらから、岡田監督賞賛の嵐は、しばらく続くのでしょうね。
「理想の上司」なんて、持ち上げられて、「アレ」は、流行語大賞に、選出なんてことも。
まあ、でも、岡田監督は、そんなことには、踊らされないとは、思いますが・・・。
中日がロッテから落合を獲って優勝とか、巨人が各球団の4番を獲って優勝、阪神が金本を獲って優勝。
そんな優勝ではない、ところに価値がありますね。
今いる選手をやりくりして、優勝させたところに、矢野監督との違いがありました。
「ボール球を振るな」「投手は無駄な四球は出すな」「盗塁は7回まではサインで」などなど。
奇をてらう、こともなく、きちんと、「やるべきことをやる」、「できることをやる」。
それで、勝利を積み重ねたところに、「価値」がありましたね。
「金本監督」の残した、「金本だからできた『打法』」を辞めさせ。
「バットは雨傘を持つ」ように、「立ちションする」ようにボックスに「立つ」。
ボールは「前で打つ」という、わかりやすい、教え方も、よかったんだろうと、思います。
オリックスの監督を解任されたことも、いい教訓になっていると思います。
「世の中、全て、結果論」、持ち上げて落とすのも、世の常。
あとは、続けられるかですね。
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元々、無縁の世界だと思っていた。
「“夢がプロ野球選手”なんて恥ずかしくて言えなかった」。
13年ドラフト当日は指名があるとは思わず寮の二段ベッドの上で寝転がり、ゲームに没頭していた。
阪神から6位指名。「人生で初めて頭を抱えた」と喜ぶことなく、うなだれた。
「3年で終わると思っていた」と心に決めて静岡の実家を出たのは、もう10年前だ。
漠然と「プロの練習はきついだろうから体力をつけないと」と。
鳴尾浜の選手寮でどんぶり飯をかきこむことが挑戦の始まり。その第一歩が今に生きる土台をつくった。
入寮から1カ月で8キロ増の体重90キロ。
「コントロールが安定した」と10年たっても変わらない適正体重を早々と手に入れた。
「正解が何かは分からないけど、何を信じるか」
シーズン中はスタンドの階段登りを続け、試合のない月曜日や移動日も必ず甲子園で調整に努める。
「継続」という名の信念がマウンドでの輝きの源だ。突然、2軍の鳴尾浜に姿を見せることもあった。
「仲間として気になる」。後輩投手らの近況を聞いて励まし、逆に力をもらった。
ふとのぞいたトレーニング室の開いた窓。
右肩手術から復帰を目指す望月がリハビリ用ボールを力強く足もとに投げ続ける姿が目に入った。
「(手術して)相当厳しいと聞いていたので、頑張ったら、ここまで来られるんだなと。勇気をもらった」
フル回転を続けていた9月上旬、行きつけの鉄板焼き店でお好み焼きを頬張り。
「今が一番体はきつい。リフレッシュ休暇ください」と笑って漏らした。
開幕直後は古傷のある背中に激痛が走り、投球フォームを微調整して克服。
「万全な状態なんて一年間でほとんどない。投げるしかない」。
6月下旬から8月下旬まで自己最長の23試合連続無失点で16度連続のセーブ機会に成功。
1年間通してブルペンに穴を空けなかった奮闘には「MVP」の文字も浮かぶ。
( スポーツニッポン より 胴上げ投手 岩埼優 )